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空き家の売却をと考えている場合、注意点がありますので覚えておきましょう。端的に、空き家をそのままにしておいてもメリットはありませんので、速やかに売却に動いた方が良いでしょう。
人が住んでいない空き家は損傷・劣化が早くなるものです。だれも住んでいないので、軽微な変化に気付かず、劣化の速度が速くなるからだけではなく、換気がされないことでカビが、水道管に水が流れないことで配管内部がサビるなど劣化します。これらの問題を解決するためには誰かが定期的に訪れるか、あるいは業者に依頼するしかありません。また、劣化具合にかかわらず、固定資産税がかかります。
資産価値の算出方法は複合的なものですが、その一つに耐用年数も挙げられます。耐用年数を超えてしまうと建物の価値はなくなります。つまり、空き家を放置していると、耐用年数に近づいていくことを意味します。耐用年数を超えれば資産価値はなくなりますが、耐用年数を超えていないとしても、年月が経過すればおのずと資産価値も減少していきます。つまり、処分するのであれば早めに処分した方が良いことになります。
空き家を放置していると、トラブルが発生するケースがあります。不審者が「誰のものでもない」と思って住み込んだり、あるいは残存家具・家財を盗んだり。また、老朽化した空き家が台風等の自然災害で倒壊、あるいは吹っ飛ぶなどして周囲に被害を与えてしまうこともあります。
仲介を依頼するのではなく、不動産会社に買い取ってもらう方法です。
買い手を見つける必要がありませんので、売却までの期間が短く、買い取りを依頼してから一か月程度で現金化が可能です。また、残置物や古家であっても買取に対応している不動産会社が多いです。ただし、売却金額は相場より低めとなってしまいます。
空き家そのままに、「中古住宅」として、あるいは古家付きの土地として売却する方法です。築20年以内であれば中古住宅、それ以上であれば古家付きの土地として売却する傾向にあります。
すぐに売却をスタートできる点に加え、近年のイノベーション・リフォーム人気から買い手が見つかる可能性がある点、さらには解体するより、保有している間の税金の抑制となる点がメリットです。
一方、売れるとは限らない点や、売れない間にも時間が経過し、さらに家屋が劣化してしまうリスクがある点がデメリットです。
建物を解体し、更地にして売却する手法です。あまりにも古い空き家の場合、この方法の方が高く売却できる傾向にあります。住宅としてだけではなく、駐車場等、土地需要の高さから購入者を見つけやすい点に加え、更地なので販売期間中の手入れが不要です。
ただし、建物を解体して更地にする費用が必要になる点や、更地にした際の固定資産税・都市計画税に注意が必要です。
営業力(売却スピード力)と安心感(売却サポート力)があれば、買い手がつきやすく、スピード感を持った売却がすすめられます。その点でおすすめの会社を3社ご紹介します。
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