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不動産売却を行う際の、全体の流れをご紹介します。不動産売却にはある程度の時間がかかり、また準備も必要です。ここで大きな流れを確認しておいて、スムーズに対応できるように心の準備をしておきましょう。
ここでは、まず売却する不動産の売却価格相場を知るところからはじまり、不動産会社探し、物件の査定、不動産会社との契約から、不動産会社による売却活動に至ります。買主が見つかり、諸条件で合意に至った場合は契約を結びます。書面で契約を交わし、実際に引き渡しの手続きを行うことで、不動産売却は完了します。
売却は、引き渡しではなく確定申告までで手続きが完了と言ってもいいほど。確定申告や税金のことについても解説しています。
不動産売却には、たくさんの書類が必要です。まず不動産会社に依頼する際に用意しなければならないもの。そして引き渡し時に買主に渡すものがあります。
この書類は準備に手間がかかるので、どの段階でどんな書類が必要になるのか、ある程度先に把握しておくと慌てずに済みます。ほとんどの書類は、不動産の所有者であるご自分で保管しているもの、法務局で取得するもの、区役所や市役所で取得するものの3つに分類されます。
それぞれ、不動産会社に依頼する段階でたくさんの書類が必要になるので、特に自分で保管している書類はあらかじめ家の中を探しておいて、すぐに提出できるようにしておくとよいでしょう。見つからない場合、種類によっては再発行できるものもあるので、手続きを行っておきましょう。
あらかじめ知っておきたい不動産売却の税金について解説します。不動産売却の手続き、そして売却後に利益が残った場合には税金を支払う必要があります。
契約書を取り交わす際に、印紙税として取引金額に応じた収入印紙を貼る必要があります。これは売主・買主の双方が用意します。売却後は、利益が出た場合に住民税や譲渡取得税を支払うことになります。譲渡取得税に関しては計算がやや複雑なので、計算の方法を解説しています。
もちろん、課税譲渡所得がマイナスになった場合は課税されません。また、特に住居用不動産の売却に関しては控除額が大きいので、しっかりチェックして税負担を減らすことが大切です。
不動産売却を検討している場合、「すぐに売らなければならない」といった事情がある方以外は、「どんなタイミングで売却すればいいのか」といった点で悩むことも多いのではないでしょうか。
この時に考えたいポイントとして、不動産価格がどうなっているのか、価格が下がっているのか上がっているのかといった点が挙げられるほか、築年数はどのくらいなのかといった点などを総合的に検討することになります。特に戸建は築20年を境として建物の価値はほぼなくなっていくことから、早めの売却が必要であるといえます。自身が持つ不動産を売却するタイミングをしっかりと見極めながら進めていきましょう。
自身が所有する不動産を売却する場合には、その不動産があるエリアの特徴をあらかじめ把握しておくことが大切です。品川区であれば、品川エリア、大崎エリア、大井エリア、荏原エリア、八潮エリアといったエリアに分けられますが、例えば品川エリアであれば街並みが近代化する一方、昔ながらの商店街などが残っているといった特徴があります。
このように、そのエリアにはどのような特徴があるのかを知っておけば、どのような人にとって魅力的な物件なのかを把握した上で売却活動を進めていくことができるようになります。
不動産売却を行うにあたっては、まず不動産の価格査定を受けることになります。この時のポイントは「ひとつの業者だけではなく、複数の業者の査定を受ける」という点ですが、1件1件自分で業者に連絡して査定依頼をするのは非常に大変な作業となります。このような場合におすすめなのが「不動産一括査定サイト」。複数の不動産業者に対して一括で査定依頼ができるため、手間を大幅に削減することが可能です。
そこでこちらの記事では、おすすめの不動産一括査定サイトを紹介しています。それぞれの査定サイトの特徴についてもまとめていますので、あらかじめチェックした上で利用を検討してみてください。
不動産売却を行うにあたり、家具や家電などの不用品が多数出るケースがあります。この不用品の処分方法には、オークションで売る、リサイクルショップに持ち込むなどの方法のほか、不用品回収業者に処分を依頼するなどさまざまな方法があります。
大量の不用品を処分する場合には、一括で回収を依頼できる不用品回収業者への依頼を選択するケースも多いと考えられますが、業者選びには注意すべきポイントも。そこでこちらの記事では、不用品回収業者を選ぶ場合のポイントについてもまとめていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
不動産売却に限らず、売却には価格交渉はつきものです。そのため、不動産売却で価格交渉を持ちかけられるのは普通のことだと認識しておきましょう。
まず、物件の価格は価格交渉を前提として、相場よりも少し高めの金額を設定しておきます。また、交渉の際には買い手がどのくらいの金額なら出せるかを確認し、それに合わせて無理のない金額を提示しましょう。
価格交渉の場では物件の価格以外にも、引き渡し条件や瑕疵担保責任の所在などを話し合い、双方が納得できる形で物件を売却できるようにしましょう。
不動産売却でも電子契約が可能になります。2021年施行のデジタル改革関連法により、2022年5月18日に宅建業法施行規則等が一部改正されたからです。紙の交付しかなかった不動産売買関連書類が、電子交付できるようになりました。
メリットは不動産売買関連での業務が効率化されて、契約がスムーズになることが期待できるのです。売主、買主がスケジュール調整をしなくてもオンラインで行えるようになります。
印紙代が不要になり保管も簡単です。ただオンライン環境が整備されていないとできず、操作豊富がわからないと苦労します。セキュリティの充実や安全な保管場所の選択も必要です。
空き家の処分方法として「売却」が挙げられます。しかし、売却するのであれば注意点もあります。そのまま売却するのか、あるいは何らかの形で手を加えて売却するのかや、誰に売却するのかなど、考えるべき点は多々あります。
営業力(売却スピード力)と安心感(売却サポート力)があれば、買い手がつきやすく、スピード感を持った売却がすすめられます。その点でおすすめの会社を3社ご紹介します。
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【選定基準】品川区に対応する不動産売却会社のなかで、万が一期間内に売却先が見つからないときの「買取保証」があり、どのポータルサイトに広告展開しているか具体的に明示している会社を選抜(2021年1月の調査時点)。3社ともに不動産売却の不安を解消してくれる会社です。